津久井おが子
Sustainable Development Goals
間伐材リサイクルをサイクルへ!
相模原市緑区『津久井地区』は山で囲まれた中山間地であり、市西方に位置し、人口は約26,000人、市内のまちづくり区域としては最大の122.04平方キロメートルの面積を有しています。道志川、串川の清流、首都圏の水がめとして重要な機能を担っている津久井湖、宮ケ瀬湖、奥相模湖といった湖を有し、県内最高峰の蛭ケ岳のほか丹沢山等の高峰に囲まれる水とみどりにあふれた地区です。 昨今、多くの山間・中山間地では水源森林保全への取り組みで間伐が行われています。これらの木々は間伐材として、主に建築資材・家具などに有効利用されておりますが、製材の際に出されたおが屑は、畑の堆肥や畜産農家で利用されますが、多くのおが屑は廃棄物として扱われております。 神奈川の水源である津久井の事業者として、このおが屑を津久井の地域ブランドとして販売し、売り上げの一部を水源森林保全の為に寄付する仕組みとし、間伐材のリサイクルとともに、水源森林保全への循環型サイクルになればと考えています。
市内森林・間伐材の現状課題
市内の森林で間伐された木材は、そのまま森林内に放置されている状態が多く、原因としては、津久井地域では山が急峻であるためなど、間伐した木材を運び出すのが難しく、搬出経費が高くなりやすいことや、林業の担い手不足、路網が十分に整備されていないことなど全般的な課題があります。
神奈川県では水源地域の森林を健康で活力ある状態に保ち、次世代に引き継いでいくために、県民・企業・団体に協力を得て、水源森林づくり事業に取り組んでいます。また、相模原市においても『さがみはら森林ビジョン』の重点事項の一つに津久井産材の利用拡大があげられています。
間伐材の利用
津久井地域内には製材所が多数存在し、市内森林は市面積の60%を占めていることから、間伐材を利用することで森林保全・再生に大きく寄与することができると考えています。
市政に関する調査によると「市内の森林から生産された木材加工製品の使用意向」についても、「家具や生活用具など、利用価値は比較的高く、このことから、市内の森林の貴重な資源を、建築用資材として加工・流通する仕組みをつくることで、新たな利用価値が生まれます。
市場の動向・顧客ニーズ
当社は内装・床施工業者であるが、作業現場では現在、おが屑を清掃用に使用しています。大手建設会社でも現場内を清潔に保つべく週に一度のペースでおが屑用いて一斉清掃が行われています。 インターネット等で比較的に安価で販売をされており、用途としては工場用油吸着材・水分の吸収・インクの吸着・金属加工の後処理などに使用しているが、おが屑は弓道などのクッション材・駅や居酒屋などでの嘔吐物処理など幅広い用途で使用されています。
市内森林・間伐材の現状課題
市内の森林で間伐された木材は、そのまま森林内に放置されている状態が多く、原因としては、津久井地域では山が急峻であるためなど、間伐した木材を運び出すのが難しく、搬出経費が高くなりやすいことや、林業の担い手不足、路網が十分に整備されていないことなど全般的な課題があります。
神奈川県では水源地域の森林を健康で活力ある状態に保ち、次世代に引き継いでいくために、県民・企業・団体に協力を得て、水源森林づくり事業に取り組んでいます。また、相模原市においても『さがみはら森林ビジョン』の重点事項の一つに津久井産材の利用拡大があげられています。
間伐材の利用
津久井地域内には製材所が多数存在し、市内森林は市面積の60%を占めていることから、間伐材を利用することで森林保全・再生に大きく寄与することができると考えています。
市政に関する調査によると「市内の森林から生産された木材加工製品の使用意向」についても、「家具や生活用具など、利用価値は比較的高く、このことから、市内の森林の貴重な資源を、建築用資材として加工・流通する仕組みをつくることで、新たな利用価値が生まれます。
【杉・ヒノキの間伐材】
当社は内装・床施工業者であるが、作業現場では現在、おが屑を清掃用に使用しています。大手建設会社でも現場内を清潔に保つべく週に一度のペースでおが屑用いて一斉清掃が行われています。 インターネット等で比較的に安価で販売をされており、用途としては工場用油吸着材・水分の吸収・インクの吸着・金属加工の後処理などに使用しているが、おが屑は弓道などのクッション材・駅や居酒屋などでの嘔吐物処理など幅広い用途で使用されています。
流通・販売の仕組み
主に、商社・清掃、内装業者、建設業者へ建築用資材として販売をします。
現状の協力会社等業者へ直接営業することが可能で、まとまった量で納品もでき、取引先商社を最大限に利用できます。
個人向け、家庭用として上記デザインのようにパッケージにし、消費者用へ販売も可能である
【地元製材業者】
津久井の製材所へ依頼➡加工➡マルトシフロアーコーポレーション➡建築資材業者または個人消費者
おがくず
製材所では製材により原料材の約7%はおがくずとなるため、日常的に大量に発生する。 【製材業者が管理しているおが屑の山】左写真
【床清掃へおが屑を使用】
津久井産材間伐材の製材時に出たおが屑を使用しています。
約40㍑のおが屑
主に、商社・清掃、内装業者、建設業者へ建築用資材として販売をします。 ・現状の協力会社等業者へ直接営業することが可能で、まとまった量で納品もでき、取引先商社を最大限に利用できます。 個人向け、家庭用として上記デザインのようにパッケージにし、消費者用へ販売も可能である。
【床清掃へおが屑を使用】
水で濡らしたおが屑を床へ撒き 座敷箒等で掃き掃除をする。 水分を含んだおが屑が床の埃を吸着し工事に適した環境をつくります。 面積100㎡に約1.5㍑量使用
商標デザイン
津久井の製材所へ依頼➡加工➡マルトシフロアーコーポレーション➡建築資材業者または個人消費者
主に、商社・清掃、内装業者、建設業者へ建築用資材として販売をします。
・現状の協力会社等業者へ直接営業することが可能で、まとまった量で納品もでき、取引先商社を最大限に利用できます。
個人向け、家庭用として上記デザインのようにパッケージにし、消費者用へ販売も可能である。
地域社会への貢献(CSR)
神奈川県の水源である津久井地域の森林保全・再生
市内森林は市面積の60%を占めていることから、間伐材を使うことで森林保全・再生に寄与することができ、山林地域(津久井)のイメージアップに繋が
ります。
企業(消費者)が本商品を取り扱う(使用)することにより、企業の取り組みとして水源森林保全へ寄与することができ、PRの一助とする事ができます。
水源森林事業貢献として神奈川県の水源森保全へ利用してもらうよう売上の一部を神奈川県へ寄付していきます。
かながわ木づかい運動のシンボルマーク
木を使ってかながわの森を守り・育てる、かながわ木づかい運動のシンボルマークです。 「かながわ木づかい運動」では、県民の皆様に、木材利用に関する正しい理解をしていただくための県産木材の普及PR活動や、木製小物から家具・建具、建築用製材品・木製品、住宅に至るまでの県産木材の様々な製品開発や利用促進を通じて、県産木材の需要拡大に取り組んでいます